第3回編集会議
雑誌名が「MANI MANI」で、気になる特集内容はなんと「アイドル」に無事決定!。
3.11東日本大震災は日本各地に大きな爪痕を残しました。それは現在進行形で続いており未だ収束の目処は立ってません。
「そんな由々しき事態の真っただ中にアイドルかよ!」と突っ込みが入る事は容易に想像できます。
でも、反論の前に少しだけ耳を傾けてほしいです。口は一つだけど耳が二つあるのはこのためなんだとしましょう。
ところで〝アイドル〟って聞いて誰を想像します?AKB?SPEED?まさかのたのきんトリオでしょうか?
それが誰であれ、今、あなたが想像した脳内アイドルに、昨今のグダグダな国内状況を「いかがなものか?」と問うてみてください。きっと超前向きな返答をくれるはずです。僕の〝脳内こじはる〟なんて、両手を胸のあたりで握りしめ「みんなー!力を結束させ困難を乗り越えよー!」とマジ天使でした!同じ質問を新橋の居酒屋でクダ巻いているサラリーマンにしてみたら...想像するだけで陰鬱な気分になりますね。
希望が無くなる時、人って路頭に迷いますよね。日本全土を覆うこの先行き不安な空気も打破するには過剰なまでの幸福感ってアリだと思うんです。であるなら、今必要なのは、不安ではなく、幸せベースで人を動員してるアイドルというカルチャーを勉強すべきだろう!という結論にMANI MANIはいきつきました。
アイドルというフィルターをひとたび通せば、満員電車でお婆ちゃんに席を譲る時でもギンギラギンにさりげなく、そいつが俺のやり方になるわけですよ。わかります?具体的にいえば、乗り合わせた車両のお客全員に届く声で「山手線で三週目...どこの握手会だよ〜う!」と独りごちり、警戒なヲタステップで人並みかき分け隣の車両に移るんです。どうです?さりげなさを熱唱したマッチさんも真のさりげなさについて今一度考えざるをえない、粋な席の譲り方じゃないですか!
途中から話がズレましたが...本書は、読者の皆さんが、多種多様な幸せを生成するアイドルの行動原理に感染し、いかなる困難も乗り越え、結果的には復興の原動力をより高めてくれるに違いないとの願いをこめ作ります。
ところで僕はアイドルについて全くの門外漢です。しかし、アイドル特集に手をのばしたからには、恥ずかしがることなく、編集長として誰よりも先に例の意思表明をしなければならないのでしょう。
「僕の押しメンはこじはるであり、ダッ!ダッ!ダッ!脱原発ダッ〜!!!」
(編集長m9)